子亀の飼育
子亀も甲長が35ミリ位になればナガクビ系以外は泳ぎも達者になり水深も安心して深くし始められます、だけどまだ免疫力は低いと思うので水温は最低20℃はキープし水も熱帯魚のように生きた水を作り管理したほうが皮膚病にもならずに育てやすいです、水を作るのに厄介なのは食べ残した餌や食べてる時に出る食べかすです、糞尿はろ過バクテリアで分解出来るけど残餌は分解出来なく水を腐らせます、対策としてはまだ子亀が小魚を捕まえるのに慣れていなければ、メダカ、ヌマエビ、スネール(大)等に食べカスを処理してもらうと水作りしやすいです、水が中性ならば
水草を入れるのも有効です、ただ植え込んでレイアウトしてもカメ水槽ではすぐに崩されるので見た目が気になるならウィローモスや
見た目に拘らなければ、アナカリス等を使用
すれば、糞尿をバクテリアが分解し、分解後
に出来る亜硝酸を水草の養分にする事で水換えの回数を減らしてバクテリアを増やす事が
出来ます、水槽のサイズ、水量、ろ過能力、
水槽内のバランスによって水換えが数ヶ月に
1回や2週間に半分水換え程度になります、水は見た目が透き通って綺麗でもPH低下は見た目では分からないのでタンクメイトにアップルスネール等を入れると分かりやすいですよ
アップルスネールやザリガニは水の汚染には
強いですが水が酸性に傾くと甲殻が溶けて薄くなっていき成長出来ずに死にます、カメは
酸性にすごく傾いた水でもすぐに死ぬ事はないけど甲羅の色が薄くなったり体色が薄くなる事があります、あと水換えの目安としては
水換えした直後にカメが水を直ぐに飲み糞尿
を直ぐにするようなら水換え頻度が不足して
ると思うので回数を増やすか1回に換える水量を増やしたほうが良いかな、後は子亀をいずれ繁殖させるなら甲長8センチ以上になればある程度無加温飼育を始めたり(地域により
室内でも10℃以下は別)する事も可能ですが
オスもメスもサイズを大きくしたいなら広めの水槽で1匹飼いにし温度も低くしないようにした方が良いかな?多分、個人的な考えですが錦鯉等と同じで水槽のサイズ、複数飼育
がサイズに影響すると思っています、過去に
飼育してたカメでも複数飼育してたカメは、
甲長20もいかないで成長が止まり、単独飼育
は普通に越える感じでした(120センチ水槽で)
感覚では120水槽に3匹か4匹にすると15センチ位からなかなか育たない気がするので大きくしたいならストレスフリーで育てましょう
頭が巨頭化する種類はザリガニなら大きいサイズ、後はアップルスネール(大)位しか簡単な餌はなさそうかな、ザリガニは熱帯魚ショップで冷凍ザリガニが売ってる所があるし、
アップルスネールは面倒臭いけど増やすしか
ないけど、子亀からの飼育はこんな感じかな。