水亀の交尾から産卵方法前編
爬虫類飼育をしているとやりたくなるのが
繁殖だと思うが増えた時に飼いきれるかを
考えてから実行した方が良いかな、交尾を
させるにはメスの発情期を作る事が大事です
確率が高いのは冬眠させる事だけど、リスク
が高いしペットとして観賞出来ないのが面白くないので他のやり方で成功率が高かった方法で書いてみます、まず季節感を室内飼育で
少しでも出るように無加温飼育にして照明
時間に変化をつける、秋から冬は照明時間を
短くし春から夏にかけて長くする、熱帯魚用
のタイマーを使えば3ヵ月に1回タイマーを
セットするだけで簡単に出来る、水亀以外でも有効だけど陸棲爬虫類等は爬虫類用タイマーを使った方が良い、理由は陸棲爬虫類は無加温だと調子を崩す種類が多めなので爬虫類
にはタイマー以外に温度管理も一緒に出来る
のがあるので最低温度を設定したほうが良く
クーリングは慎重にした方が良い、水亀でも
甲長8センチ以下の場合は水中ヒーター等で
20℃を下回らない様にした方か無難です、
次に刺激を与える為に変化をつけるのが簡単
なのは水深、例えば秋冬は甲長と同じか1.5倍
春夏は2倍から3倍にする、後は餌に変化をつける事、良くやっていたのは秋冬は配合飼料
メインで時々乾燥エビ、水温が低くなって代謝も低いので少なめに春からは配合飼料と乾燥エビでもエビを多めにし他にもアサリや魚
食べれば水草等餌の種類を増やす、そして水換えも頻度を増やす事や水換え時に他の容器
に亀を入れ、日光浴させたりする、その時に
容器に黒土や水ゴケを少し入れたりしておくと産卵未経験のメスが掘る仕草をする事がある、水槽内に産卵場を設置出来れば理想だけど、季節感を出して飼育すれば無精卵でも卵を毎年同じ時期に産み始める、大事なのが毎年同じ時期ということです、後は交尾の時期を2ヵ月から3ヵ月前位に予定してペアリング
してみる、三月以降に交尾する亀が多いけど
9月から11月も狙い目です、普段別々に飼育
してる場合ペアリングしたときに環境の変化
で餌を食べなくなったりケンカしかしない事
があるので別々に飼育してる時も水槽のサイズ、レイアウトを同じようにしておくと良い
と思う、すぐに交尾する亀もいるけど、交尾
しなくケンカもしない様なら2ヵ月位同居させて5ヵ月位後にまた試してみる、以外と交尾が確認出来なくても見てない時に交尾をしてて有精卵を産む事が結構あるので無精卵だと決め付けない方が良い、続きはまた次に
書いてみます。
爬虫類用紫外線ライトについて
爬虫類を飼っていると紫外線ライト
を必要、不必要と言う人がいますが、個人的
な考えで今までの経験をふまえて書いてみます、まず紫外線の役割りでUVBがビタミンDを作る為に必要とされ、最近はUVAより
UVBが重要視されてるように感じます、
陸棲の爬虫類に関しては過去に飼育してた時
UVBがある方が体色や成長速度にUVAだけよりも差がある感じを受けたけど、水亀に
関しては差を感じた事がまだない、以前は
爬虫類ライトといえばトゥルーライトの時代
があったがUVBは出ていないが普通に飼育
繁殖まで問題がなかった様に感じた、紫外線
ライトを使用して1番変化があったのは皮膚病等、病気になる事が無くなった事、30年
前は水を綺麗に保っていても皮膚病になる亀
はいた、この事から亀が日光浴してる時に、
体の表面に着いた細菌の殺菌をUVAでする
事で亀が室内飼育でも健康に飼える様になった気がする、水棲の亀の場合レプトミンが発売された頃から配合飼料でビタミンDは補えてそうに思う、種類によっては日光浴は病気
の時しかしない亀もいるのは餌から自然でも
ビタミンDを補っていそうに思う、現在販売
されてる紫外線ライトはUVA、UVB共に
照射されてるのでUVAは絶対必要、UVB
はあった方が陸棲爬虫類にも使い回せるので
必要です、はっきりした事は分からないけど
スパイラルタイプの紫外線ライトは陸棲爬虫類に使用していた時に効果があるのか全く
分からなかった蛍光灯タイプの紫外線ライト
では体色も変化し成長もするのに対しスパイラルタイプでは同じ種類の爬虫類でも成長
が遅くなかなか大きくならない様に感じた、
だからスパイラルタイプは期待しないで使用
している、現在飼っているホシガメにはスパイラルタイプと蛍光灯タイプで1匹ずつ飼育
してるがスパイラルタイプで飼育してる方は
甲長14センチで成長が止まっている、蛍光灯タイプの方は甲長22センチでまだ少しずつ
成長している、ただ小さい方はオスで大きい
方はメスなのでライトの影響かははっきりと
分からない、近い内にオスにも蛍光灯タイプ
のライトを使用して様子を見る予定です、
結論は爬虫類飼育には紫外線ライトは必要!
ビタミンDの為だけに使用するのではなく、水槽内の殺菌、体表面の殺菌にも役立つから
必要と考えて使ってます。
カメの底砂のメリット、デメリット
底砂使用のメリット、水質の調整が簡単、子亀を浅い水深
で飼育した時に亀が起き上がりやすい
見映えが良い、デメリットは底砂を厚く敷いた場合底面ろ過を使用しないと雑菌が溜まり
易い、手入れも少し手間がかかる、底砂の
種類によっては腹甲などに傷がつき、潰瘍
が出来る時がある(汚い場合)流木などの下
に潜って溺れる時がある、上記の亀はサンゴ砂と他の砂のブレンドで弱アルカリ使用。
底砂にサンゴ砂を使用して弱アルカリにする
場合は中性、弱酸性にしている時よりも
水質が悪化しやすいので高性能なろ過きを
使用してない場合や、水換えが適度に出来ない場合は病気になりやすくなるので、普通に
中性で管理したそうが良い、カキガラを水槽
に入れとく等、20年位前はアルカリにするためサンゴ砂を使い、PHは上がったけど水質
悪化により潰瘍、皮膚病にしてしまい、底砂
は使用しない方が良いと言う人が多くいた、
底砂を使用しなくても、外部ろ過や上部ろ過
にカキガラを入れとく事でPHが下がるのを
防ぎ弱アルカリに保つ事は簡単に出来るよ。
カメの水質管理
水質管理する場合は中性が一番楽なので
この水槽は中性です、弱アルカリで管理する
場合楽なのは外部ろ過や上部ろ過にカキガラ
活性炭を使用しPH維持と汚れを吸着させる ただし毎月交換する費用がかかる、次に
サンゴ砂を盧材として使用する、底砂に使用
する、ただしカキガラ以外はPHは上がるけど
水が汚れ易くなるので外部ろ過以外のろ過き
を使用するなら無理にアルカリにしないで
中性管理が楽、アップルスネール、ザリガニ
の飼育と同じ感じが楽ですよ、熱帯魚飼育
と同じように水を作れば理想だけど、外部ろ過で亀2匹、内部ろ過は1匹1個位じゃないと
水が出来る前に水換えって感じかな、この水槽は内部ろ過1個で亀1匹、水換えは2週間に
1回半分のみ、フィルターは捨てる水で洗い
バクテリアがなくならないようにしてます、
他の水槽も今は内部ろ過のみで同じ感じです
以前は外部ろ過を使用していたけど2回
ホースを外され水が漏れた為使用中止です。
カメの水質について。
水亀を飼っていると大事なのが
水質の管理、種類によって弱アルカリ、弱酸性、中性と分かれるので調べるなら
同じ生息地の
熱帯魚から探す水質が調べやすいよ、基本は
中性、弱酸性に保つ事だけど弱アルカリを好む亀は酸性に傾いた水だと甲羅の色や体の色が薄くなる事がある、健康に害があるかは不明、まずいのは水質の汚染の度合いと水換え
時のクロラミンかな、汚れが酷いと潰瘍が出来やすいし水換え時にカルキ抜きをしないと
塩素がアンモニアと反応しクロラミンが発生
する、水換えした後亀が水をよく飲み、すぐに糞をする状態は水換え頻度が足りないかな
そしてカルキ抜きしてない場合は皮膚病に
なりやすいと思う、ただ水量が多い場合や
地域によって水道水の塩素の量は違うので
少ない水量で飼う場合はカルキ抜きが無難
にした方が良いかな、水質管理は上部ろ過、外部ろ過、内部ろ過があるけど、ストレーナー部にスポンジを着けてろ過槽の中が詰まらない様にすれば熱帯魚の様に水作りが出来るよ、小さい水槽は引っかけ式のフィルターの
モーターとストレーナーを外せば内部ろ過に
使えるし、使わなくなったら熱帯魚飼育や、
他の生き物に使えて、手入れも簡単、スポンジ洗うだけだし内部ろ過はこの方が安い、楽、ろ過能力高いオススメです、写真は最初の方に載ってます。
水亀の餌
最近は様々な専用餌が有り栄養バランス
も良いと思うけど配合飼料を食べない奴
にあげてる餌を書いてみます
アップルスネール、イワシ(釣った物)
ボイルアサリ、シジミ、アナカリス(水草)、鶏ささみ(蒸した物)魚の餌、ホタルイカ
後は定番の餌、メダカ、エビ、アカムシ
をあげてます、昔の考えでビタミンAは魚
B、Cは貝類、Dは魚、Eはエビ、イカって感じ
です、最終的には食べる配合飼料を見つけ
メインは配合飼料です、何より楽なので
今は殖やして無いけどアップルスネール
ザリガニ、水草は餌用に殖やしても面白い
と思うよ、時々嘴が延び始めてる亀や
噛み合わせが悪くなってきた亀はザリガニ
が効果的、特にザリガニ(大)で治る事が多い
生まれつき嘴が悪いのはわからないけど、
後は生き餌をあげるときは寄生虫とかが
怖いしわからないので蒸したり、茹でてから
あげてるかな、今は家の亀はカメブロス、レプトミン、プレコの餌に餌付いてます。
亀が好き
爬虫類飼育歴35年の素人です
専門店にはあまり行かないので
毎回値段の変動にビックリです
飼育情報も沢山あるのに上手に
飼育出来ない人の参考になる事が
あれば良いなと思いブログを
始めました、宜しくお願いします。